研究内容を紹介します。
キーワード:3Dプリンター 未経験者
ボタンひとつで3Dプリントが体験できるシステム
新しい技術を人に使ってもらうことは難しい。ましてや研究段階のシステムとなるとなおさらである。この研究では、3Dプリンタに興味のない人たちに3Dプリントを体験させることを目的として、簡単なボタン操作のみで3Dプリンタのすべての工程を体験可能なシステムを提案している。ボタンを押すことで3Dプリンタは自動で造形を開始し、造形中の造形速度を変化させる。
キーワード:3Dプリンター 未経験者 Lithophane
3Dプリンタ未経験者の理解と利用意欲を高めるシステム
本研究では、3Dプリンタ未経験のユーザに、利用したくなる動機や手軽な利用条件、簡潔なワークフローを提供することで、3Dプリンタへの理解と利用意欲を向上させることを目指しています。そのために、写真をLithophane形式の3Dモデルに変換し、3Dプリントする手法を活用しています。
キーワード:ロボット 感情 心理学
ゆるやかなファシリテーションをする小型ロボット
みんなで会話しているとき、恥ずかしがりな人は言いたいことがあっても、うまく話し出すことができないことがあります。そんなとき、ゆるふわロボットがあまり話せていない人に近づいていくことで、自然にその場全員を巻き込んだ話し合いの場を提供します。
キーワード:顔アイコン 感情 絵文字
寄り添いインタラクションによる心理的健康促進システム
感情をオンラインで共有し、ユーザ間で共感・励まし合えるシステムを開発しています。ユーザは、顔アイコンを用いて自分の感情を表現し、他のユーザと共感し合うことができます。自身の感情を振り返り,ユーザ同士で交流し合うことで、心理的健康を促進します。
キーワード:研究支援
論文要約スライド活用のためのシステム
文献調査は研究において重要な活動ですが、まとめられたデータが適切に活用されていないことがあります。Paper Galleryは、研究室に蓄積された論文スライドを再活用するためのWebプラットフォームです。読んだ論文の整理、共有、発想支援を行います。
キーワード:VR ドライビングシミュレータ
VRシミュレータを用いた自動二輪車運転時の情報提示手法と頭部運動の分析
自動二輪車の運転中における頭の動きは、ナビゲーションの情報提示手法によって変化しやすいと考えられます。本研究では、VRライディングシミュレータを用いて、Head-Up Display(HUD)による情報提示が頭部の動きにどのような影響を与えるかを調査しました。また、HUDと従来のスマートフォンを使ったナビゲーションを比較し、頭部の動きのデータや主観的な評価を通じて、HUDの有用性について検討しました。
キーワード:ギター ゲーミフィケーション
ギター練習支援システム
ギター演奏には複雑な指使いが求められ、初心者は弦の押さえ方や指のポジションに関して困難に直面する。これらの課題を克服し演奏技術を向上させるために、ゲーミフィケーション手法を導入する。特に、単純な操作ながら継続的なプレイを促すクリッカーゲームに着目し、ギター練習支援システム「Guitar Clicker」を提案する。本システムでは、練習によってポイントを取得し、アップグレードやバッジ報酬を通じてプレイヤーの練習継続を支援する。
顔アイコンに着目した感情測定システム
使用される顔アイコンと実際の感情の結びつきを調査し、顔アイコンを入力することでユーザの感情を測定するシステムの開発に取り組んでいます。将来的には、このシステムを基に感情に応じてパーソナライズされるロボットの開発や、顔アイコンを地図上に反映させ一日の感情の変化を振り返るシステムの構築を目指しています。
キーワード:ロボット 視線
ロボットの視線回避が応答時間の知覚に与える影響
本研究では、人間同士の対話において、話者が言い淀んだり発言が流暢でないときに不随意に行われる「視線回避行動」に注目しています。この行動をロボットに取り入れることで、会話ロボットが応答生成に長い沈黙を要する場合でも、ユーザが感じるネガティブな印象を低減させる効果が期待されます。
キーワード:VR 心理学 アバタ
VRライブステージのインタラクション
アバタの表現に関連する研究を従事しています。主にバーチャル空間内のアバタが発話者に対する注意喚起やVRライブステージの参加者同士のインタラクションによる体験の向上など、VR環境の表現が人間に心理的な影響をどのように与えて改善できるかを研究しています。
キーワード:ロボット 機械学習 社会心理学
通行人の滞留時間延長に関する研究
対話ロボットの前に滞留させる行動生成を可能にするための研究を行っています。そこで本研究では機械学習を用いて、対象者が立ち去り傾向にあるかを識別し、滞留させるための行動生成を可能にするための方法を研究しています。
キーワード:アニメ マンガ メディアミックス
アニメと漫画のメディアミックス
アニメや漫画に関する研究をしています。この研究では、同じストーリー・キャラクター等のシーン描写をしているアニメと漫画に着目し、アニメと漫画のマッチング・アニメ中のシーンの探索速度の向上等、ユーザに新たな視聴体験を与えることを目指しています。
キーワード:ロボット 心理学
購入促進ロボット間対話システム
ロボットの対話システムを用いた商品推薦に関する研究をしています。ロボット同士に推薦する商品に関する内容で対話をさせ、それをユーザに聞かせることによって行動変容を促し、商品の購入を促進可能かどうかについて調査しています。
キーワード:ドライバモデル 機械学習
運転行動の数理モデルの構築
自動運転が普及する現代だからこそ、そもそも人間はなぜ運転できるのかを理解することは非常に重要です。運転の基本ループである知覚・認知・判断・操作の一貫した運転行動を心理学実験・機械学習を通して理解し、自動運転への応用することを目指しています。
キーワード:ロボット コミュニケーション
六面ロボット
このシステムを用いる環境は、美術館や博物館などの公共の場を想定した複数人同士(オンラインとオフライン側)の会話である。解決したい課題は,一面では会話相手が明確ではないということ。これを解決するために、ディスプレイを増やして一対一で会話をできる状態を作った。
キーワード:音楽 心理学
自然音が音楽に与える効果
音楽と自然音を組み合わせることで得られる相乗効果の検証をしています。コロナ渦が広がり、外で音楽を聴く機会はとても減ってしまいました。そこで、音楽と自然音を組み合わせることで、普通に音楽を室内で聴くよりも何か効果を得られるのではないかと考えています
キーワード:ドライビングシミュレータ
ドライビングシミュレータを用いたスポーツ走行の運転学習の評価
近年,ドライビングシミュレータがスポーツ走行の練習に使われることが多くなっています。しかし、ドライビングシミュレータを用いたドライバの訓練方法は確立されておらず、個々の指導法によって様々な訓練法がなされています。様々な訓練方法を検討することにより、より効率的に学習できる訓練方法を探しています。
End-to-End自動運転モデルの信頼度の評価
人間の運転行動理解を用いて、End-to-End深層学習自動運転モデルの信頼度を客観的な評価を行っています。運転手が信頼できるようなEnd-to-End深層学習自動運転モデルの構築を目指しています。
キーワード:自動車
自動車インタラクション
今後、私たちの生活において自動運転車が主流になってくると思われる。しかし、現状のレベル3やレベル4において、完全に人の手を離れるわけではなく、緊急時には自動運転から人への運転への移行が必要になってくる。そのためのインタラクションの研究です。
キーワード:ナビゲーション 待ち合わせ 時間の制御
ナビインターフェース
日常的にナビゲーションシステムを使用しています。しかし, 待ち合わせで使用する際は待ち合わせ時間までどのくらい余裕があるかはわからないです. そこで視覚的に時間表現をすることで人の行動が変化するのかということを調べてます.
キーワード:顔アイコン 感情
顔アイコンの研究
顔アイコンを用いた全く新しい感情表現方法について研究しています。アニメーションする顔アイコンを自分で作成して、悲しい気持ちから楽しい気持ちになったなどの感情の変化や、感情の強調が簡単に表現できるシステムを作っています。
キーワード:ロボット 社会心理学 広告
公共の場のロボットインタラクション
会話をしたり感情を表現したりする社会的なロボットは、商業において接客や広告を行う新たな媒体として期待されています。この研究では、特に公共の場においてどのようなロボットが人に注目されるか、人に使われるのか、どういう印象を与えるか調査します。